【10年目の7坪ハウス:第2回/1階のバックヤード編】“町のタバコ屋さん”感が増した小上がり収納ボックス。収納量が劇的にアップ!

【10年目の7坪ハウス:第2回/1階のバックヤード編】“町のタバコ屋さん”感が増した小上がり収納ボックス。収納量が劇的にアップ!

7坪ハウスは、今年の夏で10年目を迎える。
その間、住人の暮らしはいろいろと変化したけれど、その都度、新たな環境に合うように、そして何よりも居心地のよい空間になるように、7坪ハウスをアップデートしてきた。
この10年で7坪ハウスはどのように変化してきたのだろうか? プロローグ、本編6回、エピローグの全8回で、10年の軌跡を紹介する。

本編2回目は、大きな棚を挟んでショップスペースにちょこんとついたバックヤードのお話。在庫置き場にしようと作ってはみたものの、お店から丸見え。にもかかわらず、物置感満載だった時期を経て、現在はどう変化したのだろうか。

※10年の間に変化した住人の暮らしについては、▼こちらをご覧ください。

数年越しのバックヤード改造計画

大きな棚を挟んでショップの奥に設けた「バックヤード」は、幅150cm×奥行き110cmしかない小さなスペースだ。在庫置き場兼ちょっとした作業スペース(店番やライターの仕事をする場所)としてつくった。

まだ何も置いていないバックヤード。造作でミニシンクを設置したけど、これまで使用したことはない。シンクの上の茶色いボックスには、インターネット関係の機器が収納されている

もともとの設計では、壁で区切られた個室になっており、ショップからは見えない位置になっていた。しかし、狭いながらも開放感のある空間にしたいという思いがあり、ショップと空間続きに変更した。

結果的にお店から丸見えの設計になったので、バックヤードとはいえ倉庫感を漂わせてはいけない場所だ。しかし、きれいに整えていたのは最初だけだった。

きれいに整頓されていた頃。椅子を置いて作業(主にライターの仕事)をしながら、バックヤードスペースで接客していた

次第に梱包材や細々した在庫がぐちゃぐちゃと占領するスペースになってしまい、作業をするどころか、人が入るスペースすらなかった時期もある。もはや、単なる「物置」だ。そのせいか、雑誌やテレビの撮影でも取り上げられることはなく、変遷の画像は残っていない。

ひどい状態が数年続いたが、ようやく「このままではまずい」と、バックヤード改造計画に着手したのが2019年のことだ。その時の状況は▼こちらの記事にまとめているので省略する。

※記事には「前半」とありますが、「後半」の記事は書いていません。今回の記事が続きの後半部分になります。

小上がり収納ボックスの設置で、在庫場所を一元化

バックヤード改造計画のポイントは次の3つ。

1. きれいな空間を保つために収納を増やす
2. 作業ができるスペースにする
3. 設計は建築家にお願いし、製作は自分でやる(実際には兄)

最初は壁に棚を造り、在庫を並べておく案を考えていたが、ふと思い立ち「小上がりにして収納を増やそう!」という案に変更。建築家に相談し、設計図を作ってもらった。

建築家から送られてきた設計図を確認もせずに、そのまま兄に送り丸投げ

ボックスを置くだけの作りだが、上に人が乗るため強度をきちんと計算する必要があった。長方形のボックスが2つ、間に仕切りを入れてそれぞれに蓋をつけ、中身を4つのボックスにすることで強度と使いやすさをアップする設計だった。

収納したい物を兄に伝えたところ、4つに区切ってしまったら入らないのではとの返答が。どうしたものかと思っていたら、1つのボックスには仕切りをつけなくても問題ないように改良してくれた。

7坪ハウスのアップデートには、兄の協力が欠かせない。「ここをこうしたいんだけど」と電話で伝えると、車に詰める大きさまで組み上げて、塗装が必要な場合は塗装までして、兄は7坪ハウスにやってくる。そして、取り付けてくれるのだ。しかも材料費も交通費も兄持ちという、ひどい甘えようだ。兄が文句を言わないのをいいことに、現在もいろいろと発注している。

そして2019年11月、バックヤードに小上がりスペースが誕生した。もともと使っていたコンフォートテーブルは作業台として残し、小上がり収納ボックスを椅子がわりにできるように設置した。

作業ができるスペースを確保したうえで、収納力は格段にアップした。これまで2階や3階にも在庫が散らばっていたが、バックヤードに一元収納できるようになり、管理がぐんとラクになった。

置き場に困っていたレジも定位置に収まる

兄に小上がり収納ボックスの製作をお願いした際、レジ置き場についても相談していた。使用していないシンクをうまく使えないかと提案したところ、収納も兼ね備えたレジ置き場が完成した。

ところが、一つ問題が発生した。廊下とバックヤードの間には作業スペースを確保できるように、折り畳みテーブルが設置してある。これがなかなか便利で、商品の梱包をする際に重宝していた。

これまでは折り畳まずに使用することもできたが、小上がりボックスを置いたことで下を潜るのが困難になった。使うたびに上げ下げすることもできるが、石油タンク置き場にもなっているため、いちいちタンクをどかしてテーブルを出すのは非常に面倒だ。

そこで、同じような折り畳みテーブルをレジボックスに取り付けたらどうだろうと思い立った。即、兄に電話だ。

大して間を置かずに、レジボックスに折り畳み式の作業台が設置された。サイズはレジボックスの高さが限界なので小さくはなったが、テーブルを上げたままでもバックヤードに出入りできて非常に便利だ。

購入いただいた商品をメモしたり、梱包したりする際のちょっとした作業台

窓周りにも収納棚をプラス

レジボックスに折り畳みテーブルを設置した際、バックヤードの窓にも新たな棚ができあがった。発注していないのに。。。そういえば、兄が小上がり収納ボックスを設置しにきた際に、窓の周辺の寸法を測っていたような。

これがなかなか便利な品だった。たいした収納力があるわけではないが、ちょっとした小物を飾るのに重宝している。狭いからこそ、小さな収納でも本当に助かる。お兄さま、ありがとう!

これからのアップデート in バックヤード

狭い空間ながら、なぜか改善したい点が多々出てくるバックヤード。最初の案では壁一面に棚を設置するつもりだったが、小上がり収納ボックスのおかげで、収納量はかなりアップした。

ただ、やはりカップ類はなるべくしまいこまずに、棚に並べておきたいと思っている。そのため、当初の壁一面棚案はまだ生きている。サイズ感が悩ましいところだが、時間を見つけてアップデートしていく予定だ。

ショップオープン当初から使用している、ヴィンテージのシェルフ。これをとり、一面に棚を設置する予定

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次回、本編の3回目は「1階の廊下&洗面所編」です。

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