はじめての「買い付け」。蚤の市はガラクタのように見える、お宝の山。心のワクワクが止まらない

はじめての「買い付け」。蚤の市はガラクタのように見える、お宝の山。心のワクワクが止まらない

「買い付け」という名の北欧ひとり旅にはじめて出かけたのは2009年9月のこと。スウェーデンのストックホルムと、フィンランドのヘルシンキ、2か国・2都市に行った。

スウェーデンのストックホルムへ北欧雑貨の買い付けに

お店をやりたいという気持ちだけで、まだ具体的な計画は何もなし。とはいえ、売るものがなければ何も始まらない。「現地に行けばなんとかなる」とかなり軽い気持ちで出かけた。

まあ、そんなわけはなく、後にそれが甘い考えだったことに気づくことになるけれど、ショップ巡りはとても楽しかった。

カラフルな建物が並ぶストックホルムの旧市街・ガムラスタン

今回はスウェーデンの話。
たった3日間の滞在だったので、とにかく「何か買わなきゃ!」と観光する余裕はまったくなかったけど、街を歩くだけでも十分に観光気分が味わえるのが北欧諸国。

有名な観光地よりも、日常の中に当たり前に存在している風景が、なんともおしゃれで、いちいちかわいい。

さて、「買い付け」の話だが、ストックホルムの街中には、アンティークショップがたくさん点在している。商品はもちろん、お店のインテリアも素敵で見ているだけでときめいてしまう。

実は当店「Fika」の大きな窓のカーテンは、ストックホルムのアンティークショップを真似たものだ。
キャッシャースペースの後ろに目隠しとして、「さらり」とぶらさげられていたスウェーデンのテキスタイルブランド・Borasの「MALAGA」がとても印象的だった。「さらり」とは見えるけど、その大きさは圧巻で、思わず見とれてしまった。

そんなイメージで選んだFikaのカーテンも、長さではアンティークショップに負けてはいない。ついでに、住居の窓もお揃いにしてみた。

アンティークショップと蚤の市

話を戻して、アンティークショップは値段が高めなので買い付けには慎重になるけれど、その分、掘り出しものを見つけたときの感動はひときわだ。

もちろん日本で買うよりは安く、状態がよいものも多いので、自分用のお土産におすすめ。私はずっとほしかったティーポットを見つけて、手荷物で大事に持ち帰ったことがある。

アンティークショップよりもリーズナブルで、おもしろいのがLoppis(蚤の市)。一見、ガラクタのように無造作に並んでいる商品から、お宝を探す作業は本当にワクワクする。ずっと、見ていられる。

蚤の市 「LOPPMARKNADEN」 がおすすめ

なかでもおすすめが、中央駅から電車で30分ほどの場所にある「LOPPMARKNADEN」。
なんだかよくわからない商品を並べているお店がたくさん入った蚤の市は、入った瞬間からワクワクして気持ちが落ち着かなくなる。
屋内なので、天候が悪くてもオープンしているところもいい。
入場料がタダで、かつ空いている平日に行くのがおすすめ。

「LOPPMARKNADEN」
月-金・・・10:30-18:00(無料)
土・・・10:30-16:00(入場料15kr)
日・・・11:00-15:00(入場料10kr)http://loppmarknaden.se

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